循環器病とは、心臓や血管の病気です。
日本で亡くなる原因の約3割を占めており、多くの人にとって他人事ではありません。
循環器病の代表である心臓の病気や脳卒中は、命に関わり、また後遺症を残すことも多いため、予防と早期発見・早期治療がとても重要です。
年をとるにつれて、ある程度病気にかかりやすくなるのは仕方がありませんが、心臓や血管の病気の多くが、高血圧や糖尿病、脂質異常症、喫煙、肥満など生活習慣が原因であることがわかっています。
薬による治療だけでなく、食事や運動、禁煙など生活を改善することが大切です。
私たちはそのお手伝いをさせて頂きます(一次予防)。
また以下のような症状があれば、丁寧にお話を伺った上で、診察と検査を行い、様子を見て良いものなのか、それともさらなる精密検査や高度な治療が必要なのかを判断し、場合により適切な医療機関へご紹介させて頂きます(早期発見・早期治療)。
大きな病院は精査や入院治療が主な役割ですので、状態が落ち着けば、当院が再びかかりつけ医として、各種の病気のガイドラインに従いながら通院治療を担当いたします。
残念ながら循環器の病気の大部分は、風邪とは異なり治ればもう大丈夫と言うものではありません。
再発しないよう上手に付き合っていきましょう(二次予防)。